少年漫画の王道といえば激しいアクションシーンが魅力のバトル漫画。
一言にバトル系漫画といっても、バトル中心の作品やファンタジー要素の強い作品まで様々な種類の作品があります。
この記事では1,700冊以上の漫画を所有している筆者が、完結済みの作品の中からおすすめバトル系漫画を紹介していきます。
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バトル・アクション/ファンタジー/サスペンス/ヒューマンドラマ/学園・青春/コメディ/SF/ホラー/文化系/歴史/スポーツ/ビジネス
NARUTO -ナルト-/岸本 斉史(全72巻)
原作:岸本斉史
掲載サイト:『週刊少年ジャンプ』(集英社)
完結済み 全72巻
受賞歴
- 【世界に通用しているマンガ&アニメランキング】4位
- 2015年芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞
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- 第19回手塚治虫文化賞の「マンガ大賞」最終候補作にノミネート
- 2018年高校生が“好きなマンガ・コミック”3位
2019年5月時点で全世界累計発行部数は2億5000万部
主人公の少年は、「火の国の木ノ葉隠れの里」に住む、落ちこぼれ忍者・ナルト。忍術も上手く使えず、周りに認めてくれる存在はいない。それどころか憎しみすら感じる大人の視線が突き刺さります。
というのも、ナルトが産まれたばかりの頃に、木ノ葉隠れの里は九尾の妖狐に襲われ、当時の里長である四代目火影が自らの命と引き換えに九尾の妖狐をナルトへと封印していることが原因。
ナルトに対して感謝してもおかしくない状況なのに、九尾に対する憎しみがそのままナルトに向けられています。
そんなナルトの人生を大きく変えるのが、親友でもありライバルでもある、うちはサスケとの出会い。
里を襲う敵や、仲間との別れ、師匠との出会いなどを経て、人として、忍者として成長していく姿に涙なくして読めない作品です。
『NARUTO -ナルト-』読者の口コミを読む(ネタバレ注意)
完結してからも、似たような構成の漫画が多く出てきていますが、努力友情勝利を色濃くやっている漫画だと思います。初めは落ちこぼれで大したことも出来ない主人公のナルトが友と競い時に別れて強くなっていく物語です。ジャンプ漫画の面白いところが全て詰まった漫画です。
BLEACH/久保 帯人(全74巻)
原作:久保帯人
掲載誌:『週刊少年ジャンプ』(集英社)
完結済み 全74巻
受賞歴
- 「第50回小学館漫画賞」少年向け部門
- ジャパンエキスポアワード Prix Dessin受賞
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- 2007年「アメリカン・アニメ・アワード」Best Mangaにノミネート
- 2008年「サンディエゴ・コミコン(Comic-Con International 2008)」で作者にインクポット賞
2022年7月時点の全世界シリーズ累計発行部数は1億3000万部以上
主人公の高校生・黒崎一護が、死神・朽木ルキアと出会い、人の魂を喰らう悪霊の虚(ホロウ)を退治する死神代行となって戦う物語。
ストーリーの序盤は町に現れる虚との戦いがメインですが、第9巻以降に描かれる死神の世界・尸魂界(ソウル・ソサエティ)編に入ると敵対勢力との戦いなどがメインとなり、内容の濃い長編ストーリーとなっていきます。
全74巻と長いストーリーですが、第55巻以降に描かれる最終章では、ここまでに明かされていなかった伏線が回収されていき、ストーリー構成の凄さを感じさせられます。
バトルのかっこよさ、世界観、キャラクターの魅力、ストーリー構成、どれをとっても魅力的な作品です。
『BLEACH』読者の口コミを読む(ネタバレ注意)
ただの高校生が死神になり、世界を救う漫画。キャラがカッコよく、個性的でそれぞれの背景や性格など細かく描かれているところが好きです。また、ストーリーの構成が細かく、伏線の引き方も回収の仕方も見事なところだと感じます。
DRAGON BALL(ドラゴンボール)/鳥山 明(全42巻)
発行部数は完全版(2000万部)を含み国内で1億6000万部以上、全世界累計2億6000万部
もはや知らない人はいないんじゃないか。そのくらい有名な作品。
「王道バトル漫画といえば?」と聞くと、ドラゴンボールを挙げる人が多いのではないでしょうか。
7つの宝玉を集めると、どんな願いでも叶うという「ドラゴンボール」を探す旅に出るところから、主人公・孫悟空の物語は始まります。
序盤はドラゴンボール探しのお話でしたが、気がつくとひたすら強敵が現れて悟空が修行でどんどん強くなるストーリーに。強さがインフレしていくのに、面白さが増していく不思議な作品。
敵キャラとして登場したキャラクターにさえ愛着を感じてしまうほど、キャラクターの個性や魅力が詰まっていて、好きなキャラクターが多くなりすぎる事態に。
明らかな引き伸ばしがあるにも関わらず、どのエピソードで完結しても違和感がないほどの完成度はさすがは天才漫画家・鳥山明先生。
「知ってるけど読んだことない」そんは人は今すぐに読んでみてください。
『ドラゴンボール』読者の口コミを読む
ドラゴンボールは昭和後期の名作ぞろいの週刊ジャンプの作品の中でも、さらに名作だと思います。特に、天下一武道会までの孫悟空の子どもの頃の話はシンプルかつ流れも良くて、キャラクターが立っていて秀逸だと思います。
ドラゴンボールは何回も読み直すほど好きな作品です。当時のジャンプの努力·友情·正義を絵に描いたような王道漫画。少年悟空がドラゴンボールを通じて敵と戦ったり、仲間を増やしたりして強くなる成長物語でもあり、悟空が強くなるのを見守るのが凄く楽しいです。また、敵が熱い展開で味方になったり、明らかに引延しがあるのに、最後は、きれいにまとまっているのが流石鳥山明先生だと思います。
ジョジョの奇妙な冒険(1部〜6部)/荒木 飛呂彦(全80巻)
2022年12月時点でシリーズ全世界累計発行部数1億2000万部(STEEL BALL RUN,ジョジョリオンを含む)
現在も続編が連載されていますが、ここではストーリー上で繋がりのある第1部〜第6部を1つの完結作品として紹介します。部が変わるごとに主人公が変わり、個別のストーリーが展開されていく作品です。
第1部の主人公ジョナサン・ジョースターとディオとの因縁が、代々続いていく物語。
紳士の家系ジョースター家の後継者らしく正義感が強くて紳士的なジョナサンに対し、強い野心と残忍さをもつディオ。
ディオがジョースター家に養子として迎え入れられてからは、ジョナサンとディオの2人は兄弟のように育てられます。
「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーーッ!!」の言葉通りディオは吸血鬼となり、ジョナサンやジョースター家の子孫たちの前へと立ちはだかります。
スタンド能力を使ったバトルが登場するのは第3部「スターダストクルセイダース」から。
独特なセリフ回しや、ジョジョ立ちで有名な作品ですが、魅力的なのはなんといっても個性的なキャラクター。荒木先生は、キャラクターを考えるときに60項目以上の設定を考えてから作成していくそうで、細部まで魅力的に絵描かれています。
うしおととら/藤田 和日郎(全34巻)
原作者:藤田和日郎
掲載誌:『週刊少年サンデー』(小学館)
完結済み
- 全34巻(通常盤コミックス)
- 全19巻(文庫版コミックス)
- 全18巻(ワイド版)
受賞歴
- 「第37回小学館漫画賞」少年部門受賞
- 「1997年星雲賞」コミック部門賞受賞
- 「日本のメディア芸術100選」マンガ部門選出
2019年2月時点での累計販売数は3000万部
主人公の蒼月 潮(うしお)が蔵の掃除をしていると、地下室への扉を発見します。そこには、1本の槍に縫い留められた妖怪・とらの姿が。
妖怪退治の武器「獣の槍」を手にしたうしおと、妖怪のとらは、初めはぶつかり合いますが、共に妖怪と戦っていく中で少しずつ絆を深めていきます。
序盤から多くの謎や伏線が貼られており、妖怪たちと戦いながら伏線を回収していくところが魅力の作品。
藤田 和日郎先生の別作品である『からくりサーカス』と同様に、伏線回収が素晴らしく、ストーリー構成力の高いおすすめ漫画です。
『うしおととら』読者の口コミを読む(ネタバレ注意)
妖怪とらと、中学生のうしおがタッグを組んで妖怪退治に挑むのですが、命を懸けて戦う姿がストレートに胸に刺さります。
獣の槍の力で獣のような姿になりますが、心は強い人間のままなので「命惜しさで投げ出したら、マジで獣みたいじゃないか」と爽やかに笑うシーンが忘れられません。主人公のうしおが、どれだけ女の子の涙を止めることが出来るのだろうと兄貴分に問うと、「お前なら星の数だけ」と答えます。本当にその通りだと思いました。
幽☆遊☆白書/冨樫 義博(全19巻)
2020年12月時点で累計発行部数5000万部
第1巻の表紙を見ての通り、主人公の浦飯 幽助は子どもを助けて早々に亡くなります。しかし、不良の幽助が人助けをして亡くなるなんて霊界としては予定外の出来事。
そこで、霊界は幽助に対して霊界探偵として働くことを条件に、生き返るチャンスを与えます。
序盤は悪い妖怪を退治するといった内容ですが、物語が進むにつれて能力バトル中心のストーリーになっていきます。
悪役キャラクターとして登場する戸愚呂(弟)や仙水 忍は、数ある漫画の中でも印象の強い敵役。
冨樫先生の現在連載中作品『HUNTER×HUNTER』にも言えますが、冨樫先生の描く敵キャラクターには「単純な悪役」とは言い切れないキャラ設定がされていて、主人公級の魅力があります。
るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―/和月 伸宏(全28巻)
2020年10月時点で全世界累計発行部数は7200万部
ジャンプ黄金期の終盤に連載が開始され、実写映画も大ヒットした名作漫画。
幕末の時代、人斬り抜刀斎として悪名を轟かせた緋村抜刀斎は、明治の時代に入ると突如として姿を消してしまう。
緋村抜刀斎改め緋村 剣心として生きていく剣心は、逆刃刀を手に取り「不殺」の誓いを胸に新たな人生を歩んでいきます。
「誰もが笑って暮らせる新時代のために」と、多くの命を奪ってきた剣心は「人を殺めた償い」の気持ちを持って旅をしていく中で、まだ全ての人が幸せになれていないことを知り、人を守るために剣を振い続けていくのでした。
剣心は「飛天御剣流」の剣技を使いながら、剣心に対して恨みをもつ相手と戦いますが、それでも絶対に敵を殺めません。
物語後半に登場する、悪のカリスマとも言うべき志々雄 真実との熱い戦いは必見です。
2017年9月からは続編である『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』が『ジャンプスクエア』10月号より連載中。
北斗の拳/原作・武論尊 作画・原 哲夫(全27巻)
2019年11月時点で全世界累計発行部数は1億部
199X年(20世紀末)、核戦争によって世界の秩序が崩壊し、暴力によって支配されている世界。北斗神拳の伝承者であるケンシロウは、恐怖で支配する義兄・ラオウを倒すべく旅に出る。
旅の中で虐げられている者を見つける度、北斗神拳で敵を薙ぎ倒していきますが、雑魚敵(通称モヒカン)の名断末魔(あべし!ひでぶ!うわらば!)等などが印象的です。
ただの格闘技ではなく、秘孔をついて倒すのが北斗神拳の力。倒すべき兄のラオウもまた北斗神拳の使い手で、熱く激しい戦いが繰り広げられます。
「お前はもう死んでいる」この決め台詞は聞いたことあるのでは?
『北斗の拳』読者の口コミを読む
ケンシロウを始めとする男達の熱い生き様、迫力のある画、怒涛のストーリー展開がかっこいいだけでなく、あいまに挟まるギャグも面白いです。ケンシロウもただ強く、優しいだけではなく悪党たちには一切の容赦なさも見どころです。個人的に好きな戦いは、ケンシロウの使う北斗神拳と対をなす南斗聖拳最強の男、サウザーとの決戦はジャンプ史上に残る名バトルです。今読んでも色あせない名作漫画ですので、是非!、未読の方は一度読むことをおすすめします。
『バキ道』/板垣 恵介
原作者 | 板垣恵介 |
掲載誌 | 『週刊少年チャンピオン』(秋田書店) |
ジャンル | 格闘バトル |
巻数 | 全16巻 |
『バキ道』の内容|刃牙シリーズの最新作も超ド迫力
『グラップラー刃牙』から続くシリーズ第5作目の作品。地上最強の生物と称される範馬 勇次郎を倒すべくトレーニングを積み重ねる範馬 刃牙が主人公の人気漫画。
古代の日本で神話として記録に残されている野見 宿禰。現代で、その二代目とされる宿禰は、地下闘技場で大相撲現役力士たちとの団体戦を行うこととなる。
オーガこと範馬 勇次郎を倒す日は来るのか、というくらい長く続く名作シリーズは本作も刃牙らしさ全開。
FAIRY TAIL(フェアリーテイル)/真島 ヒロ(全63巻)
原作者:真島ヒロ
掲載誌:『週刊少年マガジン』(講談社)
完結済み 全63巻
受賞歴
- 「第33回講談社漫画賞」少年部門
- 「ジャパン エキスポ アワード2009」少年漫画部門 最優秀少年漫画賞
- 「ゾンデルマンコミック賞」漫画部門 最優秀国際漫画賞
2020年2月時点で累計発行部数は7200万部
魔法の世界、アースランドが舞台のファンタジー作品。
「火竜(サラマンダー)」の異名を持つ滅竜魔導士の少年ナツ・ドラグニルと、星霊魔導師の少女ルーシィ・ハートフィリアが魔導士として成長していくストーリー。
タイトルにもなっている「フェアリーテイル」は、魔導師たちに仕事を斡旋するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のこと。ここはナツが所属しているギルド。
仕事の依頼を受けて報酬を受け取る話から、闇ギルドと呼ばれる悪との戦いにも発展していきます。物語が進むにつれて話が深く広くなっていく壮大なファンタジー作品。
『FAIRY TAIL』読者の口コミを読む(ネタバレ注意)
キャラクターそれぞれの成長が見られるところと、物語がすすむにつれてキャラクター間の関係性(実は親子、実は姉妹など)が明らかになるところがおすすめです。「この人とこの人が親子なんだ」を分かった状態で読み直すと、細かい会話やシーンにも意味があったんだとわかったりして、違った読み方ができます。好きなシーンは、冥府の門との闘いの中でルーシィがアクエリアスの鍵を壊して、星霊王を償還するシーンです。一番最初に契約をして、口喧嘩をしたりしながらも共に戦ってきたアクエリアスは、ルーシィにとっては星霊を超えた姉のような存在に見えました。ほかの仲間を救うためとはいえアクエリアスと二度と会えないとわかっていて鍵を壊すシーンは涙なしでは読めません。
七つの大罪/鈴木 央(全41巻)
2012年〜2020年まで連載され、2021年1月27日からは続編となる『黙示録の四騎士』が連載中。
2023年1月時点で累計発行部数は3800万部
聖騎士長を殺害した罪で指名手配されている伝説の騎士団「七つの大罪」にまつわるファンタジーバトル作品。
危機に陥っているリオネス王国を、救ってもらいたいと考えたエリザベスは、バラバラになった「七つの大罪」の団員たちを探す旅に出かけます。
「七つの大罪」の団長、憤怒の罪(ドラゴン・シン)のメリオダスと、リオネス王国の王女・エリザベスが出会い、2人は旅を共にすることとなります。
魔力を使ったバトルや、団員たちの過去を掘り下げていくストーリー構成が魅力で「週刊少年マガジン」の看板作品を飾った漫画。
炎炎ノ消防隊/大久保 篤(全34巻)
2022年5月時点での世界累計発行部数は2000万部
人間が突然燃え始める人体発火現象がたびたび起こり、人体発火により炎をまとった人間を焔ビトと呼ぶ世界。
焔ビトの炎を鎮火し魂を救うこと、人命を助けることを目的とする組織が特殊消防隊です。
第8特殊消防隊に配属された新人、主人公の森羅 日下部 (しんら くさかべ)は、両足から特殊な炎を放つ能力を持った青年。母親と弟を失った火事のときに見た、鬼の姿をした焔ビトを探しています。
現実世界のような雰囲気を持ったファンタジー作品で、個々がさまざまな能力を駆使して戦う能力バトルが熱い作品。
金色のガッシュ!!/雷句 誠(全33巻)
2017年3月時点で累計発行部数は2380万部
次期魔王を決めるため、魔界から送り込まれた100人の子どもたち。最後に生き残った者には王となる権利が与えられる。
主人公は、天才的な頭脳を持つ高嶺 清麿 (たかみね きよまろ)と、魔界から送り込まれてきた子どものガッシュ・ベル。
2人に襲いかかる魔界の子どもと、そのパートナーと戦いながら絆を深めていく物語です。
術を使った戦闘シーンはもちろん、ガッシュ・ベルの「優しい王になる」という目標のために力を合わせていくところが感動できる作品。
コメディタッチの場面に、ちょっとシリアスな場面が入っているので、読みながらついつい応援してしまう作品です。
『金色のガッシュ!!』読者の口コミを読む
最近続編の2が始まった金色のガッシュベル!!が面白いです。お腹を抱えて笑えるシーンもあれば涙なしでは見られないシーンもあり、戦闘シーンもかっこいいので全てが揃った完璧な漫画だと思います。
この漫画のおすすポイントとしては、熱いシーンが多く感動もできる点だと思います。魔物の子どもが人間界にやってきて人間のパートナーとともに最後の1人の魔物になるまでバトルロイヤルを続け、最後まで勝ち残った子どもは魔界の王様になれるといった内容です。
王様になることができれば、どんな望みも自由なため不純な動機で王様を目指す子も多い中、主人公のガッシュは”優しい王様”を目指して頑張っていきます。その中での熱い戦闘シーンや同い志を持つ仲間との別れなど涙なしには見れない描写ばかりです。
からくりサーカス/藤田 和日郎(全43巻)
2018年3月時点での累計発行部数は1500万部
自動人形との戦いを描いたファンタジーバトル漫画。
小学5年生の才賀 勝は、180億円もの遺産を相続したために親族から命を狙われるようになります。
拳法の達人である加藤 鳴海としろがね(エレオノール)に勝が助けられるところから物語は始まりますが、この作品は少し変わった構成で描かれていて、全く内容の違う2つの物語が繋がっていく内容になっています。
- プロローグ
- サーカス編
- からくり編
- からくりサーカス編
- 機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)編
5つの構成に分かれたこの作品は、序盤から多くの伏線が張り巡らされていて、最終的に繋がっていくストーリー構成が素晴らしい。
『からくりサーカス』読者の口コミを読む(ネタバレ注意)
からくりサーカスのおすすめポイントは練り込まれたストーリーです。序盤にばら撒かれた伏線が糸が解けていくように繋がっていき1本の綺麗な物語になっています。名シーンや名言はたくさんありますが私は鳴海とアルレッキーノの闘いでの台詞が印象に残っています。
鋼の錬金術師/荒川 弘(全27巻)
原作者:荒川弘
掲載誌:『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)
完結済み 全27巻
受賞歴
- 「文化庁メディア芸術祭10周年記念アンケート企画 日本のメディア芸術100選」 マンガ部門2000年代1位、総合4位
- 「私を構成する5つのマンガ」1位
受賞歴をもっと見る
- 「第8回文化庁メディア芸術祭」漫画部門審査委員会推薦作品(マンガ部門 / ストーリーマンガ)
- 「第49回小学館漫画賞」少年向け部門
- 「第11回文化庁メディア芸術祭」漫画部門審査委員会推薦作品(マンガ部門 / ストーリーマンガ)
- 「第5回東京アニメアワード」原作賞
- 「第15回手塚治虫文化賞」新生賞
- 「第42回星雲賞」コミック部門
2021年7月時点で全世界シリーズ累計発行部数は8000万部
錬金術の禁忌を犯し、片腕片脚を失った兄のエドワード・エルリックと身体の全てを失った弟のアルフォンス・エルリックの兄弟が、元の身体を取り戻すために「賢者の石」を探して旅をする物語。
兄エドワードは若くして国家錬金術師の称号が与えられた錬金術の天才。
賢者の石を追い求める中でホムンクルスと呼ばれる7人の人造人間と出会い、敵対することとなる。ホムンクルスと戦いながら錬金術の真理へと近づいていきます。
錬金術師の葛藤と国に隠された真実を知っていく中で、善悪について考えさせられる内容。数々の名言も生み出され、連載が終了してもなおファンの多い作品です。
最終回が掲載された『月刊少年ガンガン』2010年7月号が完売してしまい、2010年9月号にも最終回が再び掲載される事態になる伝説的なエピソードを残しています。
『鋼の錬金術師』読者の口コミを読む(ネタバレ注意)
鋼の錬金術師は最初のつかみもかなりいいですが、最後の怒涛の勢いのあるストーリー展開が魅力です。最初の衝撃が強くて読むのをやめてしまう人がいますが絶対にもったいないです。
少しキャラの数が多めなので把握が難しいですが、魅力あるキャラクターばかりなので、ぜひ愛着を持って読んでほしい作品。もしはまったらアニメも50話の長編アニメが二つあり見応えも抜群です。因縁の宿敵ホムンクルスとの戦いのあたりははらはらどきとどきしっぱなしで続きが気になって仕方ありませんでした。
『鋼の錬金術師』の魅力は、深いストーリーや人物描写、社会問題や哲学的なテーマを扱った描写にあります。また、アクションシーンも充実しており、エドワードの義肢を駆使した戦闘など、見どころ満載です。さらに、エドワードやアルフォンスの兄弟愛や、彼らが出会う様々な人々の人間ドラマも、感動的なシーンが多く存在します。「犠牲」や「等価交換の原理」といった、深いテーマが随所に散りばめられており、青年漫画ながらも大人向けの要素もあります。また、最終回の展開やエドワードやアルフォンスの成長、そして彼らが出会う多くの人物たちとの別れなど、感動的な場面も多い作品です。
内容は重いものもありますが、奥が深くて読み応えがあります。色々抱えて生きているアルとエド2人の兄弟の喧嘩が平和で可愛くてギャップ萌えです。最終回の、真理の扉の前で堂々とアルの体を返して欲しいと伝えるエドがかっこよくて、その場面が好きでおすすめです。
鬼滅の刃/吾峠 呼世晴(全23巻)
原作者:吾峠 呼世晴
掲載誌:『週刊少年ジャンプ』(集英社)
完結済み 全23巻
累計発行部数は2021年2月時点で1億5000万部
「鬼となった妹を救うため。」
2019年にアニメ化されたことをきっかけに、爆発的ブームとなった説明不要の作品。
主人公・竈門 炭治郎は、家族を全員鬼に殺され、唯一生き残った妹・禰󠄀豆子は鬼にされてしまいます。大切な家族を失った炭治郎は、元凶となった鬼へ復讐するため、鬼殺隊へと入隊します。
鬼に対して容赦のない鬼殺隊に属しながらも、元来優しい性格の炭治郎は、鬼に対しても慈悲の心を持って戦います。
この作品では人間側のエピソードだけでなく、鬼が人間であった頃のエピソードも描いており、一言に鬼が悪だと言い切れないところも魅力的な作品です。
『鬼滅の刃』読者の口コミを読む
鬼滅の刃は家族を鬼に殺された少年が、家族の復讐をするために鬼と戦う話ですが、感動する部分が多々ありました。味方の人間にも色々複雑な過去があるだけでなく、敵の鬼にも鬼になる前の人間のころの複雑なエピソードがあり、どの鬼のエピソードも感動する部分があり、そこがいいなと思いました。
ストーリー全体的にシリアスなのにところどころに笑いが散りばめられてある漫画です。ジャンプでありがちな引き延ばしもなく、とても綺麗に終わりました。伊黒さんと蜜璃ちゃんの恋物語が好きで、想いを伝え合うところは感動して泣きそうになりました。鬼滅の刃をリピートする時は必ず見るページです。
心優しい少年主人公炭治朗が、鬼になった妹禰豆子を人間に、戻すため、鬼退治に出る所や鬼と迫力があるバトルシーンが、凄い所や名台詞が盛りだくさんの所が、おすすめポイントです。
CLAYMORE/八木 教広(全27巻)
2014年9月時点で累計発行部数は800万部
人間を捕食し、その人間に化ける妖魔が存在する世界。妖魔に対抗するために生み出されたのは半人半妖の戦士クレイモア。
ラキという少年の住む村は妖魔に襲われていました。そこで村は女戦士クレイモアへ妖魔討伐の依頼を出し、やってきたのはクレイモア・クレア。クレイモアは妖力を使い続けるといつか妖魔になってしまうが、それでもなお妖魔と戦い続けます。
人間と魔物の闘いを描いた本格的なダークファンタジー作品で、クレイモアと呼ばれる強くて美人な女性キャラクター達が妖魔と戦い、任務をこなしていくバトル漫画。個性的なキャラクターが多く、一人一人にしっかりと感情移入できる作品です。
『CLAYMORE』読者の口コミを読む
主人公の女性キャラが、物語序盤からずっと追い求めていた相手(死んでしまってもう二度と会えないと思っていたキャラ)に特殊な形で再開するという場面がおすすめです、涙なしには見れませんでした。
完結済みおすすめバトル漫画のまとめ
完結済みの名作バトル系漫画を紹介してきました。
バトル中心の作品が好きな人や、ファンタジー要素や伏線回収が好きな人も楽しめるのがバトル漫画の魅力です。
この記事で紹介した作品一覧
- NARUTO -ナルト-
- BLEACH
- DRAGON BALL(ドラゴンボール)
- ジョジョの奇妙な冒険(1部〜6部)
- うしおととら
- 幽☆遊☆白書
- るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―
- 北斗の拳
- FAIRY TAIL
- 七つの大罪
- 炎炎ノ消防隊
- 金色のガッシュ!!
- からくりサーカス
- 鋼の錬金術師
- 鬼滅の刃
- CLAYMORE
この記事は今後も少しずつ作品を追記していくので、バトル系漫画が好きな方はブックマークを推奨いたします。
他にもたくさんのおすすめ漫画作品があるので、下記の記事も参考にしてください。
電子書籍で漫画を読むならebookjapanがおすすめです。ebookjapanについての詳しい内容はこちらの記事で解説しています。
当記事では、漫画に関するアンケート・口コミを独自に調査をするためにクラウドワークスを利用して募集しています。
当記事の口コミ調査内容 : 連載中の少年漫画・青年漫画の中でおすすめの作品と、おすすめのポイントを教えてください
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